「動画づくり」ってそんなにハードル高くない
僕が人生で初めて動画をネットにアップしたのは、今から約5年前のこと。
きったねぇ部屋で撮影し、無料の編集ソフトで不要な部分をカットしただけ。
テロップもBGMも無い、質素な動画でした。
今でこそ映像制作の仕事をもらえるまでに至りましたが、当時の僕にはこれが限界。
だけど「もう1本つくってみようかな」と独学でつくり続けた結果、気づけば5年が経ち、動画の数は700本近くに。
ここまで続いたのにはいろんな理由があるけど、やっぱり何より楽しかったからです。
動画コンテンツって、これからますます身近なものになっていくと思うんですが、せっかくなら消費する側だけでなく、つくる側の楽しさももっと広めていきたいと思っています。
だけど、僕のまわりの人(特に20代後半より上)は「興味はあるけど、なんか難しそう…」という心理的なハードルのせいで挑戦できていない印象を受けます。
こだわろうと思えばいくらでも手間やお金をかける要素はありますが、動画をつくること自体はそんなに難しいことではありません。
「動画づくりに興味ある」って方は、ぜひこの先を読み進めてほしいです。
この記事の目次
いきなり本格的な動画を作る必要はない
僕がまず増やしたいのは「SNSに上げる日常の動画が、ちょっとクオリティ上がってHAPPY!」って人たち。
最初の頃の僕みたいに「切って繋いだだけで、だいぶマシになった」とか
「字幕を入れたらわかりやすくなった」とか
「旅先で撮った動画に音楽を付けたら良い感じになった」とか
(2014年の新婚旅行で撮った動画をまとめたやつ)
そうやって単純に自分のコンテンツのクオリティが少し上がったら、きっともっと投稿が楽しくなるじゃないですか。
僕もみんなの動画の視聴者としてさらに楽しめるし、動画仲間も増えるし、良いことづくし…!
そしてTwitterでも書いたんですが、
ただ、もちろん今後も精進はするけど、専門学校とかでガチで映像を学んだ人には敵わない(というか敵う必要はない)と思っていて。
僕が動画スキルを磨くのは、頭の中を7割の質でいいからスピーディに動画でアウトプットするため。本当に質が必要な部分は、ガチのプロに外注すればいいと割り切ってます
— 銀三郎 (@ginzablow) 2018年6月24日
動画はあくまで自分の世界観をある程度のスピードとクオリティで表現するためのツールであって、「それを仕事にしていく」とかいうのはまた別の話。
気軽に楽しみながらつくって、「自分でこれ以上のクオリティにするには時間と労力がかかりすぎる」と思ったら、プロに任せればいいんです。
撮影機材はスマホで十分
普段 目にする有名YouTuberとかの動画は高画質なものが多いため、作り手側にまわるとどうしても画質を気にしがち。
でも、SNSで気軽に上げる動画であれば、カメラはスマホで十分です。
以前、日本テレビの『変ラボ』という番組に出演したときも「スマホだけで短編映画を作ろう!」という企画でした。
(画像: 日本テレビ「変ラボ」 5/12放送分より)
もちろん画質は高価なカメラに劣りますが、「糸に繋いで振り回しながら撮る」「狭い隙間に置いて撮る」といった、普段のカメラではできない方法で撮影ができ、なかなか好評でした。
このように、機材にお金をかけなくても動画をつくることは全然可能だし、むしろ気軽に楽しめます。
編集アプリも操作は簡単
最近の編集アプリは直感的に操作できるものが多いので、編集作業もそれほどハードルは高くありません。
「切って繋ぐ」「テロップや音楽の挿入」程度の編集ならスマホでも編集できてしまいます。
実際、編集講座を何度かやってみたことがありますが、基本的な操作はみんな割とすぐにできるようになります。
銀さん(@ginzablow )の動画編集講座が突然始まる。
ブロガーが密かに集まる香川のあるお寺で為になるお話。ぽーん😊 pic.twitter.com/S7V1qk1ZrC
— ゆりの🌍旅を仕事に (@yurino_room) 2018年5月9日
最初は無料のスマホアプリでいいと思いますが、少し凝った編集をしたくなったら、Adobeなどの有料ソフトでよりクオリティを上げていけばいいと思います。
銀三郎が使うソフト『Adobe Creative Cloud』でできること
聞きたいことがあったらリプください
これからこのブログでは「動画をつくってみたい人」向けに記事を更新していきます。
何か聞きたいこと、記事にまとめてほしいことがあったらTwitterからリプください!
・編集アプリは何を使えばいいの?
・銀三郎のあの動画はどうやって作ったのか
・BGMはどこから探せばいい?
などなど、お気軽にどうぞ!