『Cute CUT』の使い方4【カスタムトランジション編】
『Cute CUT』解説の第4弾。
トランジションの使い方についてです。
Cute CUTのカスタムトランジション機能は、スマホの動画編集アプリの中でもかなり自由度が高い設定ができます。
使いこなせればおもしろい映像にすることができるので、ぜひマスターしましょう!
※本来「トランジション」は、カットとカットの間に挿入する切り替え効果のことを指します。
Cute CUTではこれに加え、いわゆる「キーフレームアニメーション」(素材の位置や形、効果を変化させる)の意味も含んだ機能になっています。
この記事の目次
Cute CUTのテンプレートトランジションの使い方おさらい
前々回の記事で、テンプレートのトランジションの使い方は簡単に説明しました。
簡単に手順をおさらい & 補足すると、
1. 追加・編集・トランジションボタンをタップ
2. ボタンをタップ
3.トランジションの種類を選ぶ(今回は「フェードイン&アウト」を選択)
フェードイン:動画の最初、だんだん表示される
フェードアウト:動画の最後、だんだん消える
4. 青い三角形を移動させて、トランジションを適用する範囲を調整
すると、以下のようにトランジションが追加されます。
カスタムトランジションの場合
カスタムトランジションでは、トランジションの設定をより複雑にできます。
例えば、以下の動画だと
・フェードイン
・回転
・反転
・サイズ変更
・移動
を同時に適用しています。
(あんまりこんな編集することないと思うけど。笑)
以下、カスタムトランジションの設定手順をご紹介していきます。
具体例として「回転・位置・サイズ変更をしながら、色温度も変わる」というトランジションを設定してみましょう。
①トランジションの中から「カスタムトランジション」を選択
② 先頭の青い三角形▼にバーを持っていく
この「▼」はトランジションの開始地点です。
③トランジションの始まりの状態を設定する
【位置・サイズ・回転の設定】
画面上部の動画を指で移動・回転したり、2本指で拡大縮小をします。
画面左下に小さく配置しました。
【色温度を変える】
音量、不透明度、色味などは画面下部のアイコンをタップし、設定します。
今回は「色温度」を下げ、青っぽく変えました。
④ 後ろの青い三角形▲にバーを持っていく
この「▲」はトランジションの終了地点です。
⑤トランジションの終わりの状態を設定する
【位置・サイズ・回転の設定】
開始地点で設定したように、画面上部の動画を動かしたりして、任意の位置・サイズ・回転を設定します。
今回は右上に配置し、拡大、回転を加えました。
【色温度を変える】
さらに「色温度」を上げ、赤みを強めました。
完成!
それでは動画を再生してみます。
無事に「回転・位置・サイズ変更をしながら、色温度も変わる」ように設定できました。
Easingタイプを変えてより個性的に
以上でひとまずトランジションの設定は完了ですが、さらに個性的な動きをつけたい場合は「Easingタイプ」を変えてみましょう。
手順は以下の通り。
1. 画面下の、右端にある「」アイコンをタップ
2. Easingタイプを選ぶ
例えば、先ほど作った動画に「バウンス」を適用するとこうなります。
使い方を工夫しよう
以上がCute CUTのカスタムトランジションの設定方法です。
けっこう奇抜な例で紹介しましたが、僕だったら
・白黒 → カラーへ
・動画の上に画像またはテキストを重ねて、それを動かす
みたいな、割と地味な使い方するかなあ…。笑
ただ、工夫次第でいろいろ遊べる機能だと思います。