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1つの物事をいろんな感覚で捉え直す方法【VAKモデルの活用】

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僕はよく、目で見たものを「音」の要素で表現することがあります。

 

具体的には、デザインを見て「ごちゃごちゃしていてうるさい」とか「静かな色だなあ」みたいな感じ。

 

周りにもそういう人っていないですか?

あるいは「自分も!」って思った人もいるかも。仲間!

 

どうやら人によって優先的に使っている感覚って違うらしく、

それについて『直感と論理をつなぐ思考法』という本が言及していてすごく面白かったです。

 

自分の優位感覚を知ることって大事だなと思ったので、今日はそれについて書きます。

 

この記事の目次

VAKモデル

「人によって優先的に使う感覚が異なる」というのは、NLP(神経言語プログラミング)心理学で使われる概念のようです。

 

五感で感じるものを3つの代表的なモデルに分類すると

① 視覚(Visual)

② 聴覚(Auditory)

③ 体感覚(Kinesthetic)

になり、その頭文字をとって『VAKモデル』と呼ばれています。

 

感覚優位の特徴は、例えば…

「視覚優位」である人は、目で見る学習をすると効率が高かったり、「話のポイントが見えてきました」「そこに焦点を絞りましょう」といった視覚言語を多用したりする傾向がある。

 

「体感覚優位」の人であれば、実際に手を動かしながら学ぶことに向いており、会話などでも「この広告はツルッととしていて引っかかりがないですね」「その話はズバッと刺さりました!」など体感覚に関わる言葉がよく登場する。

 

引用:『直感と論理をつなぐ思考法

 

などがあり、思い返してみると「そういえばあの人、聴覚優位の言葉良く使ってるなあ」みたいな心当たりが結構あります。

うちの嫁さんとかは思いっきり体感覚優位だなと思います。

 

自分の優位感覚を活かす

自分がどの感覚を優先的に使っているのか自覚する。

そのメリットは様々で、学習効率の向上や、コミュニケーションの円滑化などに活用できるようです。

参考:NLP用語集:代表システム(VAKモデル) – NLP-JAPAN ラーニング・センター

 

ただ、自分だったらこういう活かし方するなって思ったのは

「同じものを違う感覚で捉え直す」こと。

 

例えば、聴覚優位の僕が、ある音楽を聴いたとき、

 

「この曲を視覚的に表現したらどうなるだろう?色は緑かな。透明感があって、音の粒が集まってる感じ?」

 

とか

 

「体感覚優位の人だったら『柔らかい音』って表現するかもな」

 

みたいに、

これまであまり意識したことのない視点で物事を見られたり

表現したことのない言葉で表現できるようになったりするのかなと思います。

それって今後のクリエイティブ活動にきっと役に立つはず。

 

直感と論理をつなぐ思考法』ではさらに詳しく、”新しいものを生むためにオススメのVAKの順序”なども書かれているので、興味ある方は読んでみては〜

 

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