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【NEEWER】カメラスタビライザーの使い方・調整方法

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手ブレの無い映像を撮れると、動画のクオリティはアップします。

 

手ブレしてしまった動画を撮影後に補正する機能は編集ソフトにもありますが(Premiere ProAfter Effectsなど)、できれば撮影の段階でブレていない素材を撮っておきたいところ。

 

そこで今回僕が購入したのは、こちらのカメラスタビライザー。

 

これの使用前・使用後で、映像を比較してみます。

ご覧の通り、スタビライザーを使った右側の方は手ブレが軽減され、見やすい映像になったと思います。

 

ただ、僕はカメラスタビライザーを使うのは今回が初めてで、セッティングにかなり手こずりました。

備忘録としてその調整方法を残しておきます。

 

この記事の目次

調整前の注意

まず、カメラスタビライザーはミリ単位の調整が必要。

せっかく設定したのに、後でバランスが崩れないよう、カメラは実際に使用するときの状態にしておきます。

 

具体的には

 

・レンズキャップを外しておく。

・バリアングルの液晶モニターは開いた状態で角度も固定。(スタビライザーの調整中にズレることがあるので、個人的には閉じて固定しといた方がラク)

・カメラストラップはブラブラしないように、洗濯バサミなどで固定するか、外しておく。

 

などです。

 

① スタビライザーが垂直になるまでの時間(ドロップタイム)の調整

水平にした状態から手を離し、垂直になるまでの時間を「ドロップタイム」といいます。

スタビライザーによってまちまちのようですが、おおよそ1〜2.5秒くらいが良いようです。

数えるときに注意することは、離した瞬間から「0、1、2、3」と数えること。(1からではない)

 

これだとドロップタイムは約5秒

 

スタビライザーの長さや、おもりを着脱してバランスをとっていきます。

ドロップタイムが短すぎる(速く落ちる)なら「スタビライザーの長さを短くする」または「錘を外す」といった感じです。

 

 

② 前後の調整

カメラスタビライザーのハンドルを持った時、カメラが水平に保たれるよう、台座を前後に動かして調整します。

他のスタビライザーがどうかはわからないのですが、今回買ったものは目盛りがついていたので、どれくらい動かしたかわかり便利でした。

 

③ 左右の調整

同様に、持ち上げた時にカメラが左右に傾かないよう、台座を動かして調整します。

 

以上の① 〜 ③を繰り返しながら、カメラがまっすぐ安定するように調整していきます。

 

撮影時に気をつけること

・カメラやレンズに手振れ補正機能がついている場合は、カメラスタビライザーを使用するときはOFFにしておく。

・スタビライザーをつけていても、できるだけ揺れないように歩く。

・何より練習が必要。いきなり撮影本番で使わない。

 

カメラスタビライザーを付けないときは…

以上、NEEEWERのカメラスタビライザーの調整方法でした。

場合によっては、細かく調整する時間がなかったり、予算的にスタビライザー使えないこともあると思います。

 

そんなときは、編集ソフトの手触れ補正機能を使ってみましょう。

例えば、Premiere ProAfter Effectsの「ワープスタビライザー」エフェクト。

冒頭で紹介した手振れしている動画も、このくらいは軽減されます。

 

 

ただ、編集ソフトで手ブレ補正をかけると、画面周辺が切り取られたり、余計にブレがひどくなる場合があります。

やはりできれば最初からブレない映像を撮っておきたいものですね…!

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