【銀三郎流】ダンスの振付の覚え方
こんにちは。銀三郎です。
よく聞かれる質問の一つに
「どうやっていろんなアーティストのダンスを覚えてるんですか?」
というのがあります。
一言で答えてしまえば
「本家の動画を見て、真似して踊ってるだけ」
という、ごくごく普通の答えになってしまうんですが、それでも一応「工夫していること」みたいなのがあるのでご紹介します。
この記事の目次
アプリ「ウゴトル」を使う
フォロワーの方から教えてもらって以来、僕がずっと使い続けているアプリ「ウゴトル」がオススメです。
僕がダンスを覚えるときに使ってるものはこれだけです。
これでひたすらPVとかに映っている振付を見まくってるだけです。
スマホ内の動画の「再生速度の変更」「コマ送り」「反転」などが簡単にできます。
割と直感的に使えるので使い方などは割愛しますが、困ったときはヘルプを見ればわかりやすく操作方法が書かれています。
2つの動画を取り込んで比較する「動画比較」という機能あります。
うまく利用すれば、本家と自分はどこが違うのか等を比較しながら練習することができます。
(ただ、2つの動画のタイミングをドンピシャにそろえるのはちょっと難しい)
あと、確かウゴトルはiOSのみのアプリなので、Androidの方はたぶん使えないはず。
その他よくある質問への回答
【できるだけ本家と同じ動きがしたい】
自分のダンスを動画で撮って、本家とどこがどう違うのかしっかり見比べる。
鏡を見ながら踊るのももちろん大事だけど、動画にすると落ち着いて研究できる。
動画を撮ることに恥ずかしさ、面倒さを感じるかもしれないけど、動画を撮ることで得られるものはマジでデカイ。
ただ、見よう見まねで覚えた振付が本当に正しいかどうかは、当たり前だけど振付を考えた本家にしか判定できない。
正解のわからない「完全コピー」にこだわり過ぎるのもどうかと思う。
【振り付けを早く覚えたい】
・自分の中で適当に振り付けにストーリーをつける。
例えば「ハンドウェーブ→ランニングマン」の振付の場合は「ヘビが来たから走って逃げる」みたいな。くだらないけど割と頭に残りやすい。
・擬音語、擬態語で覚える。無言で黙々と覚えるより「ギュッ」とか「シュッ」とか言いながらの方が覚えやすい。僕は踊るときメチャクチャうるさい。
いつも音をかぶせて動画アップするからバレないけど、自分 踊る時めっちゃうるさい pic.twitter.com/MQzj8F3D0e
— 銀三郎 (@ginzablow) 2016年4月6日
・逆説的だけど、いろんな振付・ステップとかを覚えてると、新しい振付を覚えるときにすごく楽になる。
「あ、この動きはあの振付と一緒だな」とか、「ここの足はボックスステップだな」とか、0から個々の動きを覚えていくよりもはるかに早く覚えられる。
【上手く踊れない。ダンスのコツは?】
先に書いたこととも被るけど、「どこが」「どう」上手くできないのか、具体的に課題を見つけると対策が立てやすくなる。
例えば漠然と「曲『◯◯』のダンスが上手く踊れない」ではなく、「曲『◯◯』のこのステップの重心移動が遅れる」くらいまで細かく課題を絞り込む。
ここまで絞れたら「じゃあ腕の遠心力も使ってみようか」とか「少し体の振りを小さくしようか」とか「足腰を鍛えてみようか」とか、具体的な対策も出てくるようになる。
ターンとかトゥエルとかランニングマンといった、個々の動きにコツは存在するだろうけど、ダンスそのものにコツなんて無いと思う。
あるとしたらせいぜい「しっかりリズムに乗ること」とかそんな感じ。
そしてここが一番重要なのだけど、
僕はダンスは独学で趣味でやってる程度の者なので、いま述べたことが最適な方法・回答かは謎。あくまで僕のやり方・考え方です。
ぶっちゃけダンスが上手くなりたいなら、スクールに通って、ちゃんとしたプロの方に指導してもらうのが一番の近道だとは思います。
僕も通えばよかったなあと後悔してます。
でもいずれにせよ「自分で課題を見つけて対策を立てる」って、ダンス以外にも活かせる努力だと思います。
「おどってあそぼ」のような手っ取り早く振付を覚えるツールとかは沢山ありますが、ぜひ自力でどこまでいけるか挑戦もしてみてください。
そしていつか独学でプロのダンサーになって、僕にタダでダンス教えてください。
– おわり –