商品・サービスプロモーションとしてのダンス動画コンテスト
こんにちは。銀三郎です。
動画を使った商品・サービスのプロモーションっていろいろあると思います。
シンプルに商品の特長を伝えたり、インタビューやドキュメンタリー形式にしたり、ドラマ風にしてみたり…。
その中でも、僕が実際に商品に親近感を持ち、企業のイメージがアップしたプロモーションがあります。
それはダンス動画コンテスト*です。
(*以下「ダンスコンテスト」)
もちろん僕の趣味がダンスだから、評価が偏向してしまうのもあるんですが。笑
それでも、ダンスコンテストはお客さん参加型のプロモーションとしてはかなり有効な方法だと思うんです。
実際、いろんな企業がダンスコンテストを開催して話題になっています。
企業の宣伝・広報の方の中にも「うちでもやってみよう」と思っている方がいらっしゃるかもしれません。
※ただし、あることに気をつけないと、逆に思いっきりイメージダウンにつながります。(実体験あり)これについては後述します。
この記事の目次
ダンスコンテストに適したターゲット層と商品
平成20年、ダンスは中学校の保健体育で必修となりました。
また、話題になるアーティストの曲には大抵キャッチーなダンスが含まれ、YouTubeなどではダンス講座動画もどんどん増えています。
そしてアプリ「MixChannel」などの動画投稿できるプラットフォームでは「ダンス」カテゴリーも用意され、みんなこぞってダンス動画を投稿しています。
こういった流れの中でダンスに触れる機会が多いのは、やはり中高生といった若い世代。
僕も今までいろんなダンスコンテストに参加しましたが、お菓子や飲み物といった、若者でも手軽に購入できる商品のダンスコンテストは特に盛り上がっている印象を受けます。
若者にはあまり縁がない不動産や整体のダンスコンテストもありますが、それよりはとっつきやすいんだと思います。
僕も企画への参加がきっかけで、初めて買ったお菓子や飲み物があります。
普通に美味しかったものは、コンテスト終了後も買うようになりました。
銀三郎の悔しい思い出
僕が某ダンスコンテスト(賞金100万円)に参加していた時、再生回数・RT数ともに暫定1位の状態でした。
2位は某大学のダンスサークルで、参加人数は十数人。
サイトにも公開されていた審査基準(再生回数やシェア数の多寡がメイン)によれば、僕の優勝は決まりです。
しかし審査発表の日、いきなり審査基準を変えられました。
「やっぱりお客様による投票で決めます。ちなみに、
店舗に来店し、商品購入&会員登録した人の投票は10倍にします」
僕
「なんじゃそりゃ!!!!ふはっ」
100万円もらう気満々だった僕は、なんか怒りながら笑ってしまいました。
2位だったダンスサークルはTwitterなどで呼びかけ、
友人たちを引き連れてお店に行き、
10倍の投票権をゲットしまくり、
結果、僕は負けたのです…。
(そもそも岡山にそのお店なかった)
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いや、いいんですよ。
確かに悔しかったけどさあ!
主催者はただ慈善事業でその企画をやっているわけではなく、その企画を通して商品をアピール・購入してもらい、結果を出さなければならない。
ぶっちゃけ、再生回数がダントツ1位の僕の動画でさえ2万再生いかない程度だったので、
「これプロモーションとしては失敗だと思うんだけど、主催者の方々は大丈夫かな…」
とは思ってたんです。
最近参加した別のダンスコンテストでも
「参加人数に制限はありません(1人でも可)」
と書いておきながら、
審査段階になって「人数の迫力が重要」と言い出したものがありましたが、
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後出しの審査基準の公開・変更は、プロモーションどころか、
深刻なイメージダウンにつながりかねないので、
「うちもダンスコンテストやってみようかな」
って思われている宣伝・広報担当の方は気を付けてください…。