アプリ「Video Star」のエフェクトの使い方【キーフレームアニメーション】
今回はスマホアプリ「Video Star」で、
キーフレームアニメーションを作っていきます。
この記事の目次
キーフレームアニメーションについて
キーフレームアニメーションとは、動画の特定のフレームで
「この時の位置はここで、サイズはこの大きさ」
みたいに何箇所か値を設定して、そのフレーム間の値が自動的に補間されることで実現するアニメーションのことです。
言葉だけじゃ意味わかんないと思うので、実際にやってみましょう。
作例
せっかくなので、前回使った動画を使います。
松崎しげる人形の静止画をアニメーションで加えます。
……。
どんどんカオスな動画になってますが、話を進めます。
必要な課金
まずVideo Starでキーフレームアニメーションをするのに必要な課金は以下の通りです。
(※価格は2016年5月12日現在)
・ビデオインポートキット: 240円
・ビデオレイヤーケーキ: 360円
レイヤーを3〜5枚重ねる場合は、追加で
・ビデオレイヤープロアップグレード: 360円
必要な素材
・背景となる動画1本
・重ねる素材(動画でも静止画でもOK)
※PNG画像など、すでにまわりを透過したものだと楽ですが、Video Star内での合成時にクロマキーやシェイプ等で切り取って使うこともできます。
手順
最初から作る場合
前回の【クロマキー合成編】の手順10まで同じです。
「マルチレイヤークリップ」を選択したこの画面まで進みます。
進めたら「1.」まで読み飛ばしてください↓
プロジェクトを読み込んで続きから作る場合
ホーム画面中央の下にあるマークをタップ
ハサミマークをタップ
「新」から「マルチレイヤークリップ」を選択
1.紫色の画面をタップして、背景となる動画を選択
2.青色の画面をタップして、今回は「写真」から合成する素材を選択。
(すでにインポートした動画や「テキスト」「カラー」を選択してもOK)
3.大きさなど調整したら「完了」をタップ。
そして右上の「次」をタップ。
4.【クロマキー合成編】のときと同じように、どのように切り取って合成するかの画面になります。
今回はすでに周りを透過させたPNG画像なので、特に設定せず「次」を押して進みます。
不要なものを消さずに取り込んでいる場合は、「シェイプ」「カラー」「消す」等を駆使して不要物を消します。
5.画面左上の「1」と書いてあるところをタップ。
ここでようやくキーフレームアニメーションの設定画面になります。
6.試しに、動画開始時点で「サイズ:30%」と「左回転:0.20」に設定します。(自動でキーフレームが打たれる)
さらに、素材を画面左端に配置します。
7.今度は動画の中盤あたりに「◯」(再生インジケータ)を持っていき、「サイズ:100%」と「右回転:0.17」を設定。
さらに、素材を画面右端に移動させてみましょう。
すると、小さなグレーの点々の線が横に伸びるはずです。
これは、スタート(左端のグレー点)とゴール(右端の白点)の間の値(位置やサイズ)を、自動で計算してくれているということです。
試しに再生してみましょう。
スタートからゴールにかけて、滑らかなアニメーションができました。
同様にして複数のフレームにキーフレームを設定。
最後に左上の「戻る」→右上の「作成」をタップすれば…
完成です。
補足
キーフレーム設定時、左にある「<」「>」マークをタップすれば、各キーフレームに飛ぶことができます。
キーフレームが設定されている項目は、「×」マークがピンク色になっています。
感覚がつかめるまでは なかなか難しいかもしれませんが、以上のツールを駆使して頑張って下さい!
– Video Starでキーフレームアニメーション編 おわり-