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旅先で草刈り?土地に愛着を持つ『関係人口』をつくる

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みなさんは、旅先で草刈りをしたことってありますか?

 

先日、僕は草刈り付きの『こんぴらさんツアー』を企画しました。

 

 

みんなで琴平を楽しめて、ゲストハウス予定地も綺麗になった、良いツアーだったと思います。

 

でも、この企画の本当の目的は、ただ琴平で遊んだり土地を綺麗にすることではありませんでした。

 

この記事の目次

関係人口という存在

実は今回のツアーの目的は、『関係人口』を増やすことでした。

 

関係人口とは…

“言葉のとおり『地域に関わってくれる人口』のこと。自分でお気に入りの地域に週末ごとに通ってくれたり、頻繁に通わなくても何らかの形でその地域を応援してくれるような人たち”

引用: 『ぼくらは地方で幸せを見つける』指出一正 著

 

つまり、その土地に対して観光以上・移住未満の関わり方をする人たちのこと。

主に地域おこし業界で使われている言葉です。

 

厳密に「こういう関わり方が関係人口」というものはなく、グラデーションのようにそれぞれの関わり方が存在します。

 

気になる方にはこの本がオススメ。

いろんな関係人口の例が紹介されています。

(若い人が多い。そして、やけにみんなオシャレ)

僕もある地域の関係人口の1人

僕も”関係人口の1人になった”経験があります。

 

ひょんなきっかけで、自分が住む市から離れた市にある、ビルの壁を塗ることがありました。

 

 

あまり行ったことのない地域でしたが、自分が一部でも関わると「あのビル、あれからどう変わったんだろう」って気になり始めてしまって。

友達がそこに住んでいたというのもあり、そのビルにちょこちょこ行くようになり、ビルのイベントや改装の進捗を気にするようになりました。

 

そして、通っているうちにその意識がだんだんと広がり、ビルだけでなくその地域のことを身近に感じるようになったんです。

知り合いも増えたりして、その地域や人がメディアで取り上げられたりすると、なんか嬉しくなったりするんですよね。

一時期「そこに引っ越そうか」なんて話も出たくらいです。

琴平と『栞や』の関係人口をつくる

今回のツアーは、ほぼ全員が岡山からの参加。琴平に初めて行くメンバーも多くいました。

そんなみんなに、琴平や『栞や』の土地に愛着を持ってもらいたくて、草刈りというコンテンツを入れたのでした。

 

実際、草刈り後に「この土地に愛着がわいた」と言ってくれる人が多くて嬉しかったです。

 

 

また、図らずも地元の方々が道具を貸してくれたり、ゴミ袋をくれたりして、交流ができたことも大きいです。

その地域に知り合いができることも、関係人口になるきっかけだと思うからです。

 

 

これから少しずつこの土地は綺麗になり、いろんな建造物が建っていきます。

 

引き続きみんなにはどんどん関わってほしいし、なかなか頻繁には来れないとしても、

 

「あそこの根っこは俺が抜いたんだ」とか

 

「あの鳥使いのおじさんは元気かな」とか

 

この地域や『栞や』のことを見守ってもらいたいなあと思っています。

 

そして今後も、いろんなワークショップやイベントで、関係人口を増やしていこうと思います。

 

興味ある方はぜひぜひご参加くださいね。

 

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