【実験】文章だけで振付を伝えることは可能か?
こんにちは。
先日の『変ラボ』放送まで、職業ダンサーだと思われていた銀三郎です。
おはよ〜。今更ながら変ラボ見た〜銀三郎さん昔から知っててよくダンス動画みてたけも、映像クリエーターだとは思ってなかったよ(笑)
— みーちゃ** (@jnwt_mnk) 2016年5月13日
銀三郎さんって映像クリエイターだったの⁈wwwダンサーだと思ってたwww
— はなえ (@__ryO9ry_hn) 2016年5月13日

まあそうなるわな。笑
— 銀三郎 (@ginzablow) 2016年5月13日
正直「映像クリエイター」っていうのもちょっと違う気はするんですけど、あんだけダンス関係の動画を上げてたら職業ダンサーだと思われてもしかたないなって思います。
あ、ちなみにこの記事もダンスの話です。
この記事の目次
文章だけで振付を伝えることは可能か?
さて、さっき「ダンス関係の動画を上げてる」と言ったんですが、僕はよく振付解説動画を作ります。
動画なので、振付は口で説明しながら、自分が動いて見せて伝えることができます。
視聴者さんは耳で聞いて、目で見て、真似をしながらダンスを覚えるわけです。

でも、もし、
その解説が紙に書かれた文章だけになったら…?

果たしてどこまで正確に振付を伝えることができるのか。
3年間で300本以上の振付解説動画を出した自分としては、ぜひ確かめてみたい。
ということで、友人に協力してもらい実験することにしました。
協力者

友人1:らっしー
お調子者で、サボるのが上手い。
ムスカのコスプレをさせたら右に出る者は いるとかいないとか。

友人2:はるか
素直でいい子。でも僕の話はあまり聞いてくれない。
2人とも「遊劇旅団(ゆうげきりょだん)」というチームで僕と一緒に踊っているメンバーです。
ダンスに関してお互いのことは割とわかっているので、今回はそれほど難しくないはず!

俺たちのシンクロ率が試される時だよ!

シンクロ率2%かもなー。笑

……。
振付前半

2人には、以下の手書きの紙を渡し、8×4カウントの振付に挑戦してもらいます。
練習中はお互いを見ないようにしてもらい、最後に僕を含めた3人で踊って答え合わせです。
みんなもよかったら、どんな振付なのか想像して読み進めてください。
(クリックで画像拡大)
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前半(紙の左半分)は、少し丁寧に指示を書いています。
その甲斐あってか、2人の練習の様子を見ているとけっこう正確に伝わっている気がします。


銀さん…。これって8×4全部覚えるんですか?

え、うん。できれば覚えて踊ってほしいんだけど…。いけそう?

8×1くらいなら…。

いやもっと頑張れよ!!
振付後半
ぶっちゃけ後半(紙の右半分)から細かい指示を書くのが面倒になり、「まあわかるやろ」って簡単なイメージだけ書きました。
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『クリリンのことかー!』はアレであってると思うんだよなあ。画像検索しようかな。

クリリンって誰。
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『ヘビ走る』って何だ…。書き間違い?

いやいや!間違いじゃなくてそのまんまの意味だよ!

あ!わかった…!
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西!?ってどっち!?

教養が問われる画期的な振付だ。(もはや振付をわかりやすく伝える気ゼロ)
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『荒ぶる鷹(タカ)のポーズ』かあ…。
「ポーズ」じゃなくて「動き」なら

こうだと思うんですけど、
これは絶対違いますね。
練習終了!!
それぞれの練習が終わり、ついに本番です。
果たして、3人の動きは見事シンクロするのか!?
それでは動画をご覧ください!
……。


思ったより揃ってる。

ウチ、『クリリン』のところわからなかったんですけど、「この流れなら、次はこうかな」って想像して動きました。

大体あってるよ!すごい!


僕、『荒ぶる鷹のポーズ』は

絶対これはないなって思ってたんですけど

はるか やっとるーーーー!!!
結果
簡単な振付なら、割りと揃う

できるだけ具体的に書けばけっこう伝わります。
ただ、細かく複雑な動きになると、説明する方もされる方も面倒臭いです。
– おわり –

