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ゲストハウスを作るにはまず図面を用意すべし!

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こんにちは。銀三郎(@ginzablow)です。

 

現在、香川県の琴平にある古い家を、ゲストハウスにするため奮闘中の僕。

 

 

ゲストハウスの立ち上げってなかなか経験できないことなので、

自分のための備忘録と、今後ゲストハウスを作りたい人のために、その過程を記事に残していこうと思います。

※地域によって条例・規則の内容は異なる場合があります

 

今回は旅館業法の許可申請をする準備のため、まず保健所に相談に行ったときの話。

 

この記事の目次

相談には図面が必須

保健所で対応してくれたのは、若くて優しい男性。

 

「琴平でゲストハウスを作ろうと思ってるんですけど…」

 

と用件を伝えると

 

「図面ありますか?」

 

と聞かれました。

 

図面とは、建物の間取りとかが書いてあるこういうもの↓

 

 

この時はほぼ手ぶらで来ていて、図面は持っていませんでした。

 

これが無いと先方も具体的な話ができません。

 

なので、基本的に申請に必要な書類や条件などを教えていただきました。

(これらについては別記事で詳しく紹介します)

 

また、食事を提供するかもしれないので、

それについて説明してくれる方に引き継いでくれました。

 

で、その方にも最初に言われたのが。

 

 

やはり図面が無いと具体的な話はできないようです。

 

幸い、建物の内部を撮った写真はあったので、キッチンの床とかは見てもらえました。

 

 

最後に、浄化槽関係でまた別の方からお話を聞くことに。

 

「もしかして」と思いましたが、やはり最初に言われたのは

 

 

めちゃめちゃ徹底した図面主義でした。

 

「保健所来る前にちゃんと調べて、図面持ってくればよかった」と後悔しました。

 

 

綺麗なら手描きでもいい

保健所の方に話を聞いた後、さっそく図面を作ることに。

 

こういうメジャーで片っ端から建物を測っていきます。

測る人とメモを取る人に別れて、2〜3人でやると割とすぐ終わります。

 

保健所の方いわく「図面は手描きでもいい」とのこと。

 

 

手描き…

 

 

 

 

汚ぇ…

 

 

ということで、Adobe Illustratorを使って描き直し。

 

測った数値をそのまま長方形ツールで打ち込めば、正確な図形が描けて便利です。

そしてできあがったのがこちら↓

結構それっぽくなったし、実際 保健所とかに持って行っても特に問題無く取り扱ってくれました。

図面のほかにあるといいもの

図面の他にも以下のものがあると話がスムーズに進みます。

 

・ゲストハウスを始める予定の住所

地域によっては、旅館業ができない用途地域の場合があります。

正確な住所を把握しておきましょう。

 

・建物の外観・内観の写真

部屋全体の写真だけでなく、細かな部分(火災報知器、ガス、ブレーカー、配管 等)も撮っておきましょう。

 

僕の場合、お風呂場の写真にチラッと写っていた追い焚き用設備について突っ込まれました。

追い焚き機能付きのお風呂の配管は、細菌の繁殖地になり危険らしい

写真が少なすぎて様子が把握できないよりは、多すぎるくらい撮っておいた方がいいです。

まとめ

以上、「保健所ではとにかく図面が必要だった!」という話でした。

 

保健所以外に消防土木事務所にも行きますが、ここでも図面を見せて説明できるので用意しておくべきです。

 

また実際に図面を描いてみると、建物を俯瞰的に見ることができます。

物の配置や人の流れなどシミュレーションしやすくなるので、ぜひ描きましょう!

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